小網代、奇跡の森に
神秘の命を見に行く!
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小網代の森へのアクセス
◇電車…京急線三崎口駅からバス
「三崎東岡」「油壺」行きで「引橋」下車
徒歩3分で森の入り口(駅から徒歩約20分)
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車で森に行くことはできません。駐車場も
ありません。また、放仔見学の際は現地の
ボランティアの方々の指示に従ってください。
2/450000の奇跡
アカテガニVS自然の壮絶な闘い
真夏の、大潮の日。以前とは反対側の、三崎口駅方面から降りていくルートで、森に入る。小網代の森へは、いくつかのルートがあるが、そのどれも、地図をよく見ながら、昼間のうちに歩くことが大切。今回のような夕方から夜にかけてなら、ガイドがいないと迷いまくるだろう。それに、懐中電灯も必需品。自然は、人間をそう都合よく迎えてくれるものではないのだ。
今回の主役は、アカテガニ。その名の通り、ハサミの部分が真っ赤で、体長が10cmのものもあるらしい。しかし、最近では三浦半島で大発生しているアライグマに食べられることも多く、大きいものは少なくなっているよう。このカニが子どもを海に放つのを見学するのだ。まずはアカテガニの生態や見学の方法を、ボランティアの紙芝居で学習。今回は県立大師高校の高校生が担当していた。
このアカテガニ、0.3mmの卵をたくさん抱えて岸辺に行き、“ゾエア”と呼ばれる幼虫を放す。これを『放仔(ほうし)』といい、カニは、大潮の日没から約30分ほどの時間が、最も安全に放仔できる時間だということを知っているのだ。ところが、ボラの子ども等もこのことを知っていて、ゾエアは格好の食糧。アカテガニは、約3年の生存期間中、45万の放仔を行うが、立派なカニになれるのはわずか2匹だという。
◇次のページではいよいよアカテガニの放仔!