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 演出・横田和弘氏インタビュー
“ぼくが演劇をつづける理由”
DATA
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 第3回公演『ナミとチャル〜日本の国創り
    は走水から始まった?!〜』

 3月19日(土)18:00- / 3月20日(日)15:00-
    横須賀市文化会館にて(開場は30分前〜)
 前売:一般2000円/高校生以下1000円
   小学生以下500円/当日2500円
演出家・横田和弘氏ストーリー
SUKAミューが歴史をつなぐ
「高校を出るくらいまでは、演劇には全然興味がなかったんですよ」
横須賀を中心に活動する劇団・河童座を率いる横田和弘さんは、そう笑う。彼が生まれる直前に、父親の弘行さん(故人)が旗揚げした劇団は、今年56周年。父親の元に集まる役者やスタッフに囲まれ、常に演劇が身近にある暮らしを送ってきた。
が、少年時代の横田さんは、芝居よりもスポーツに夢中になっていたのだという。「演劇そのものよりも、河童座の『人』が好きだったんです」

しかし、19歳の時、転機が訪れる。当時、古い体制に新しい風を入れようと揺れ動いていた劇団を見て、横田さんはいきなり『演出』を買って出たのだ。小さい頃から触れていた河童座の人たちを、助けたかったのかもしれない。しかし、芝居のイロハも知らない全くの素人。それがいきなり演出を担当するのだから、大変だ。「今から思うと、(演劇のことを)知らなかったから、できたんですね」

悪戦苦闘の末、小学校で上演された最初の演出作品は、子供たちの大歓声で幕を閉じることになった。その成功体験が、横田さんを演劇への道に進ませたのだ。「それからは本当に夢中でしたね。ほめられると、またやりたくなるんです」。大学に入ってからは月に三十本の映画を見まくり、友人と演劇を語り合った。
「そうやって話し合った演劇の理論を、すぐ実践できる場が河童座でした。それで、どんどん学んだんです。芝居っておもしろいなあ、と思ったんです。“自分の思い”を、その場で伝えることができるんですから」。横須賀や横浜で行われた河童座の自主公演は190本を超える。日本でも屈指の数だ。

その横田さんが取り組んだのは、初の市民による手作りミュージカル(SUKAミュー)だ。2003年8月、開国祭の一環としてのステージには、下は小学2年生から、上は70歳まで、公募された20人ほどの出演者が立った。 台本と演出を買って出た横田さんだが、肝心な台本はなかなか書けなかったのだという。出演者の人数も、その力量も分からず、苦しんだ。しかし、そんな時、テレビから流れてきたのがイラク戦争のニュースだった。
「人と人は仲良くなれるのに、国と国になると、どうして殺し合ったりしなければならないのか。正義なんて勝った方にしかない。苦しいのは戦争に翻ろうされる人々なんです。今、戦争の話を避けては通れないと思ったんです」

それから、遅々として進まなかった台本が、一気に進んだ。黒船が来て、無血開国を成し遂げた事実に、アメリカと戦争をしようという一派がいたというフィクションを織り交ぜたストーリー。開国とは何か、そして戦争はなぜ起きてしまうのか?それを、子供たちにも分かりやすく、およそ90分の舞台に仕上げ、2日間の公演は好評のうちに終了した。

そして2005年。『SUKAミュー』が、再び横須賀市文化会館のステージに帰ってくる。初回公演の「開国」というテーマから、今回は「日本ができた頃からの横須賀」にスポットを当てる。さらに、ほとんどのキャストが入れ替わった。もちろん、新メンバーも全員、演劇の素人だ。

「短時間で芝居、ダンス、歌を一から教えていくのは本当に大変です。それぞれのキャラクターを生かしつつ、あとはメンバーがどう演じるか。出来上がりがどうなるか、やってみないとわからないですね」。

2年前の公演から新たに気持ちを切り替えて臨む、3月のステージ。変わらない情熱をかける横田さんの演出は、どんな舞台を思い描いているのだろう。幕が上がるのは、もうすぐだ。
◆前売り券発売開始!◆
ヤジマレコード本店や小林楽器オクターブ他で、
チケット発売中!
一般2000円/高校生以下1000円/
小学生以下500円/当日券2500円
お問い合わせは…
SUKAミュー2005春公演実行委員会
メール→こちら/公式サイト→こちら
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2005.1.18
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